👀 目の疲れから始まる肩こり・頭痛

「夕方になると目がしょぼしょぼして肩まで重い」
「パソコン仕事のあとに頭痛がする」…そんな心当たりありませんか?
実は 目の疲れは単なる局所症状ではなく、
肩こりや頭痛と深くつながっているんです。

🔹 目の疲れの原因とタイプ

1. 毛様体筋の疲労型

長時間のスマホやPCで近くを見続けると
ピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が緊張します、
これが疲れ・かすみ目の原因に

2. ドライアイ型

ずっと同じ所を凝視し続けることで瞬きが減ります、
また空調などで乾燥環境に長くいると涙の量や質が崩れて、
乾き・痛み・ゴロゴロ感を感じるようになります

3. 自律神経バランス型

ストレスや睡眠不足によって瞳孔の調整や血流が乱れて、
かすみ・頭重感・目の奥の痛みが出るようになります。

🔹 目の疲れが肩こり・頭痛を引き起こす仕組み

目を酷使 → 首・肩まわりの筋肉も同時に緊張

後頭部から首の筋肉には「後頭下筋群」があり、ここが硬くなると血流が悪化

結果 → 肩こり・緊張型頭痛・目の奥の鈍痛へと広がる

つまり「目が疲れた」と思っていたら、
実は体全体が悲鳴をあげているサインかもしれません。

🔹セルフケアでできること

20-20-20ルール

→ 20分ごとに20フィート(約6m)先を20秒眺める

ホットアイケア

→ 蒸しタオルやアイマスクで温め、血流を改善

姿勢の見直し

→ ディスプレイは目の高さに、背筋を伸ばす

ツボ押し

攅竹(眉頭の部分)、太陽(こめかみあたり、目尻と耳の間くらい)、

風池(後頭部の左右のくぼみ)をやさしく指圧

🔹 鍼灸・マッサージでのアプローチ

セルフケアでは限界がある場合、鍼灸やマッサージは有効です。

目のまわりのツボ → 血流改善・ピント疲労を緩和

首肩のコリを取る施術 → 目の奥の重だるさや頭痛も軽くなる

自律神経を整える経穴 → 睡眠やストレス性の目の不調にも対応

患者さんからは「目がすっきりして頭まで軽くなった」との声も聞かれます。

まとめ

目の疲れは「目だけの問題」ではなく、肩こり・頭痛とつながっている

セルフケアで日常的にケアしつつ、必要に応じて施術を組み合わせることで根本的な改善が期待できます。

2025年08月28日